骨粗鬆症対策は小魚、運動○ 牛乳×

骨粗鬆症にはカルシウムを沢山含んでいる牛乳がいいと、一般的には思われています。
しかし近年、運動や小魚が研究上、骨にいいことは証明されています。

骨=牛乳はイメージだけであって、全く正しくありません。
確かに牛乳にはカルシウムが含まれていますが、実はカルシウムだけでは、骨粗鬆症に良い作用は得られません。
カルシウムとマグネシウム、いわゆる「カルマグ」の比率が大切になってきます。

さらに言えば、不飽和脂肪酸であるオメガ3、シリカやコラーゲンやムコ多糖類などを上手く同時に摂取する必要があるのです。
そして牛乳はこの条件に合うものではありません。

ハーバード大学で78,000人と女性を対象に、12年間追跡調査した結果、乳製品を摂取するほどに骨折が多く、大腿骨頸部骨折の増加の危険度は牛乳由来のカルシウムに関係しているそうです。

沖縄の三大学共同研究では、乳製品を取っていない地域ほど骨粗鬆症率は低く、カルシウム摂取源として、大豆、海草、キャベツ、ブロッコリーなどを推奨しています。

畜産で育った乳牛の牛乳は成長ホルモンや女性ホルモン、抗生物質、過酸化脂質などが含まれており、前立腺ガン、乳ガン、卵巣ガンのリスクを高めることが分かっています。

牛乳などの乳製品より、骨粗鬆症に良くないのが、骨粗鬆症薬です。
「フォサマック」「ボナロン」「ベネット」などのビスホスホネート系であるこれらの薬は、効果もないのに薬価だけ高いというモノです。

高価なだけなら金銭的な損失で済みますが、こういった薬にはもれなく副作用が付いてきて人体に悪影響を与えます。

骨粗鬆症だけではなく全ての疾患に共通することですが、安易にモノや人に頼っているうちは、その症状は克服できません。
一番大切なことは自分との対話ではないでしょうか。

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