カウンセリング、認知行動療法と鍼灸治療

「常に何の不調もない状態が健康である」と思っている方は多いと思います。
この誤った考えが、医療化を生み、医原病を生み、さらなる不健康をもたらします。

本来、人間とは常に不調を感じ、その不調と付き合いながら、ある時はそれを忘れ、そして思い出したようにまた不調になる、という事を繰り返しながら生きていきます。

その不調、症状は体のセンサーであり、悪いところを解消してくれるシステムで、生きている証なのです。

真の健康とは単に何の不調もないということではなく、心が健全であることを指します。
100%完全で何の不調もない人なんて一人もいません。
多かれ少なかれ、不調があるというところでは、みんな一緒です。

想像してみてください。
あなたが、手首を骨折して楽しい旅行が満喫できないとしましょう。
たまたま入った店でスクラッチの宝くじをしたところ、なんと1億円が当たりました。
たぶんあなたは、確実に痛いはずの手首を忘れてガッツポーズをとり、走り回って喜ぶと思います。
怪我をしてる状態は同じはずなのに、その旅行は最高に幸せな気分で過せるでしょう。

つまり、大袈裟に言えばこういうことなのです。

健康であるための絶対条件は、心が健全であることと考えます。
体のケアはもちろん、心のケアにも、カウンセリング、心理療法などを取り入れ健全な心作りを目指します。

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