2月4日  生命の強度を保つ

 生命の強度を保つ

 複雑多岐なる人生において、常に多種多様の病的刺激や健康生活を破壊する障害が、文化が進むほど色々と形を変えて増殖してくるのはひつぜんである。
ただ漠然と、我意の赴くままに生活していれば、刺激や障害に抵抗できず、病弱になる。
まして人間の生命は、発育期間を過ぎれば年と共に衰退していくのは当然である。しかし、その衰退の速度を幾分でも緩和防止して生きてこそ聡明な人生態度だといえるのだ。
「常に肉体生命の強度を積極化すべく訓練的の方法を以って生活すること」である。(中村天風一日一話)

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