医療産業のイメージ戦略で成功している１つに、整形外科があります。整形外科は自身の専門以外の科目を、イメージによって拡大しシステム化することで患者を獲得しています。

整形外科というと骨の専門家というイメージが強いと思います。
実際、整形外科に行ってもただ痛み止め、ただシップ、ただ注射されただけで、何も問題解決しなかった人は星の数ほど存在します。

そもそも整形外科とは外科であって、解剖学的処置、救急医学的な処置が専門です。
ですから、整形に行った方がいいのは、たとえば交通事故で複雑骨折した場合などの時のみであります。

慢性疼痛や老化に伴う様々な変形、骨粗鬆症などの対処は彼らには全く出来ないのです。
専門外のことをしているので上記のような事態になってしまうのです。

整形外科の医師は、医療産業システムの中に組み込まれていますので、おそらくこういったことを自覚していないでしょう。
システムの一部としてしか動かない、思考停止な医師になっているのです。

これは、整形外科に限ったことではなく現代西洋医学全体の大きな問題です。

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