ホリスティックプログラムとは
多理論統合モデル(TTM)という行動変容理論を用いて、個々人に沿ったケアを行うプログラムです。
ダイエットのための食習慣・健康的な生活習慣の継続を目標とする行動変容、生活習慣改善の習慣化のためのカウンセリング/心理療法を行います。
また、ビリーフワークやブリーフセラピーを用いて認知的な課題や思考法を改善し、より確実に獲得することを目指します。
科学的に効果が証明された信頼性の高い方法ですので、しっかり、じっくり取り組みましょう。
ホリスティック医学では、人間を丸ごと全体的にとらえることを大切にしています。
健康や癒しとは本来、身体だけではなく目に見えない精神・霊性も含めた人間の全体性と深く関係があると考えているからです。
ホリスティック医学の定義
- ホリスティック(全的)な健康観に立脚する。
- 自然治癒力を癒しの原点に置く。
- 患者が自ら癒し、治療者は援助する。
- 様々な治療法を選択・統合し最も最適な治療を行う。
- 病の深い意味に気づき、自己実現をめざす。
ホリスティック(全的)な健康観に立脚する
人間を「体・心・気・霊性」等の有機的総合体ととらえ、社会・自然 ・宇宙との調和にもとづく包括的、全体的な健康観に立脚する。
自然治癒力を癒しの原点におく
生命が本来、自らのものとしてもっている「自然治癒力」を癒しの原点におき、この自然治癒力を高め、増強することを治療の基本とする。
患者が自ら癒し、治療者は援助する
病気を癒す中心は患者であり、治療者はあくまでも援助者である。 療よりも養生、他者療法よりも自己医療、が基本であり、ライフスタイルを改善して患者自身が「自ら癒す」姿勢が治療の基本となる。
様々な治療法を選択・統合し、最も適切な治療を行う
+西洋医学や中国医学やインド医学など各国の伝統医学、心理療法、自然療法、栄養療法、手技療法、運動療法、などの各種代替療法を統合的、体系的に選択・統合し、最も適切な治療を行う。
病の深い意味に気づき自己実現をめざす
病気や障害、老い、死といったものを単に否定的にとらえるのでなく、むしろその深い意味に気づき、生と死のプロセスの中で、より深い充足感のある自己実現をめざしていく。
人間の身体は、機能的に階層的な造り、一部分が全体を表すようになっています。
具体的には、足裏で全身の事が、顔全体で全身の事が、背中で全身の事が、舌で全身の事が、脈で全身の事が、手で全身の事が、細胞の中のDNAで全身の事が分ります。
このように体の一部分に全身の情報が詰まっている、フラクタルな関係性を持っています。
その中でも、手と全身の関係性について述べたいと思います。
密教の教えによると、手の指にもそれぞれ役割があり、以下のような意味合いを持っているとのことです。
- 親指は認識作用を司り、物質的には空(肺・大腸)と繋がっています。
- 人差指は意思・記憶を司り、物質的には風(肝臓・胆嚢)と繋がっています。
- 中指は表象作用を司り、物質的には火(心臓・小腸)と繋がっています。
- 薬指は感受作用を司り、物質的には水(腎臓・膀胱)と繋がっています。
- 小指は物質・肉体を司り、物質的には地(胃・脾臓)と繋がっています。
さらに指と色の関係性も面白いので紹介します。
上に記したように指と臓器の関係性がありますが、そこに関連して、臓器特有の周波数というものがあります。
その周波数を光の周波数に変換すると色が出てきます。その色を使って体のバランスを整えることも可能です。
親指 | 肺・大腸 | 白 | 2028.3Hz |
人差指 | 肝臓・胆嚢 | 青・緑 | 1024.2Hz |
中指 | 心臓・小腸 | 赤 | 289.5Hz |
薬指 | 腎臓・膀胱 | 黒・青 | 380.1Hz |
小指 | 胃・脾臓 | 黄 | 264.0Hz |
巷に溢れている一風変わった治療法も、このような繋がりがある事を知っていると、理解できるようになります。
東洋医学などでお馴染みの「気」には様々な分類が出来ますが、その1つに「周波数や粒子性」で分類することが可能です。
全ての物質(見えない気を含む)は「波であり粒子である」性質を有しているので、「周波数や粒子性」と一括りにし「荒い気とキメ細やかな気」という感じに認識してください。
なぜこんな概念が必要かと言うと、人間は各々固有の周波数を持っており、その周波数に準じた「気」ではないと、治療効果が無いどころか逆に有害にすらなってしまうからです。
周波数が低い人に、キメ細やかな気で治療しても、効果がないだけで無害ですが、逆に、周波数の高い人に、荒い気で治療をすると悪影響を与えてしまうことが、しばしば起こります。
先日、いつものようにエネルギーワークを行っていたところ、急にクライアントさんが体調不良を訴え出したので、そこについて考慮しワークを進めたところ、快調になるという事が起こりました。
このように気という目に見えないモノでも、法則性が存在し、それを理解することが、エネルギーワークを行う上で必ず必要です。
20世紀初頭、量子力学の父ニールス・ボーアは「神様はサイコロを振る」と、この世の不確定性を表現しました。
まさに、サイコロを振るような不確定性が、この世の本質を如実に表す1例であると考えます。
当院は「サイコロ」を使って、診断と治療をします。
といっても、普通の6面体サイコロではなく、易学の8面体サイコロを使用します。
この8面体には「乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤」と書かれており、それぞれ該当する人体の部位が、重複する処もありますが、存在し、そして出た目によってその部位の気を通すということが診断・治療になります。
勿論、問診やその他一般的な方法も行いますが、極論、サイコロだけで判断することも可能です。
なぜ、占いである易学の方法で人体の不調が分かるかは、以前五術の説明にも出てきたように、易学も鍼灸も東洋思想の一部です。
根本の理屈は一緒だから、技術・知識の転用が可能なので、易学のサイコロで鍼灸の診断・治療に応用ができるのです。
病気には「心」や「魂」や「気」や「人体の構造自体」に問題があるなど、様々な原因があります。
この判断方法は主に「気」や「心」の異常を判断・対処する方法なので、構造的な異常の場合はあまり効果的ではありません。
全てに効果的な方法はありません。原因を突き止めどのような対処が最適か、判断する能力が一番大切です。
西洋医学の大きな特徴は、科学的な思考や方法を重視することです。(科学的根拠による医療)ここで言う科学とは、自然科学の事をさしており、物理、化学、生物などを含む分野です。
この自然科学という分野は、主として目に見える現象を扱うという特徴があり、目で見えない又は観測できない問題については、得意ではありません。
西洋医学において、心の問題は個人差が大きく客観的な評価も行いにくい分野です。したがって、目で見ることのでき医学的な検査も行いやすい身体と、そうではない心を分けて扱う傾向があります。
この様に、心と体は別で関係性はないとする思考法を「二元論」と言い、ニュートン力学のすなわち古典科学の手法です。
これに対し、心と体は1つのモノの両面であり繋がりを持っており、お互いに影響しあっているという思考法があり「一元論」と言います。一元論の世界観は量子力学が説いており、ニュートン力学が支配する従来の古典科学の常識を大きく覆しました。
しかし、科学的であるはずの現代西洋医学においては、このパラダイムシフトはまだ浸透しておらず、唯物論、二元論という古典的な思考法が支配しています。
医学の発展に伴い様々な問題が解決されてきましたが、近年は従来の手法では、解決の糸口すら見つからない問題が多く認識されるようになりました。
しかしそれは、古典科学である西洋医学の狭い視点で判断しているからで、最先端科学の視点を取り入れたホリスティック医学の観点から判断すると、案外簡単に解決できる場合が多いです。
近年欧米諸国の医学界は、このパラダイムシフトが進んでおり、様々なところで、ホリスティック医学が取り入れられるようになっています。
とくに米国では、1993年以降は西洋医学に掛ける費用よりそれ以外の補完代替療法に掛ける費用が多くなっています。
現在の医療現場では『死』を敗北という傾向がある。
しかし、東洋医学の死生観ではそうは考えない。
死なないように考えるのではなく、いかに死ぬかを考えます。
人間とは他の生物の命を奪い、それを食することなしには生きていけない存在です。なのに、現代社会において人間は食物連鎖の輪から外れた不自然な存在になってます。
良寛和尚の言葉です。
災難に遭いそうになったら、遭う。
病気になりそうになったら、なる。
死にそうになったら、死ぬ。
それが災難よけの最良の方法。
これは、自然にお任せで生きていくという意味です。東洋医学の死生観は、まさにこれです。
死というものは避けるべきものではなく、自然の一部で、人生の一部なのだ。想像して頂きたい、自分がこれから永遠に生きていくとしたらぞっとしませんか?
それは自然に反しているという心の声なのかもしれません。
東洋医学というのはこういった自然の流れに逆らわないようするというのが
基本概念になってます。
全ての医学、医療は本当の意味で対処療法でしかない。
根本から治癒するということは、患者自身の心の在りようが、変化することによってのみ可能です。
病気が治るとは、どういうことなのか?一般の人であれ、医療に関わる人であれ、「現状が改善され安定すること」「とりあえず、痛みがなくなること」と、思っている人が多いでしょう。
これは、現代医学が基本的に対処療法(アロパシー医学)でしかないことを表しています。
つまり、本質的に治すのではなく、その場しのぎを繰り返すというのが、基本姿勢なのです。
実は、本当の意味でこれは西洋医学だけではなく、東洋医学やアロマセラピーなどにも言える事なのです。
後者の方がより原因に近いところのアプローチではありますが、原因を根本から治すという点では前者と何ら変わりはないのです。
本当の意味で「病気を治す」とは、患者さんの「心が健全」になることと考えています。「医療の役割」とは心が健全に成る為のサポートだと位置づけています。
緩和ケアに数年携わった、オーストラリアのBronine Wareさんによると、人間は死の間際しっかり人生を振り返るのだそうです。
患者たちが語る後悔には、共通点が多くあるそうです。
1.「自分自身に忠実に生きればよかった」
「他人に望まれるようにではなく、自分らしく生きればよかった」これが一番多いようです。人生の終わりに、達成できなかった夢がたくさんあったことに気付くのだそうです。ああしておけばよかった、という気持ちを抱えたまま、この世を去らねばならないのは残念なことです。
2.「あんなに一生懸命働かなくても良かった」
男性の多くはこれを後悔するそうです。仕事に時間を費やしすぎ、家族との時間を大切の出来なかった、仕事を言い訳に人間関係構築から、大切なモノから逃げていたと後悔するそうです。
3.「もっと自分の気持ちを表す勇気を持っていたらよかった」
世間で上手くやっていくために感情を殺していた結果、可も無く不可も無い存在で終わってしまった、殺していたのは感情だけでなく、自分自身の人生そのものであったという無念が最後に訪れるようです。
4.「友人関係を続けていけばよかった」
人生最後の数週間、人は友人の本当のありがたさを実感するそうです。連絡が途絶えてしまったかつての友人に思いをはせて、もっと友人関係を大切にしておくべきだったと、後悔するようです。
5.「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」
幸福は自分で選ぶものだと気付いていない人が多いです。先入観や固定観念に縛られた人生を快適と思っていたこと、変化を無意識に恐れ「選択すること」を避けてきた人生に気付き、後悔しながらこの世を去っていく人が多いようです。
私たちは、あまり死を意識することはありません。こういったことを機会に生きること、死ぬことについて真剣に考えてみてはどうだろうか。
「今、私はこうしているけど、死ぬ前に振り返って、後悔しないだろうか」と考えたら、大抵の事は些細なことと思えるのではないでしょうか。
一般的にダイエットと言えば、食事を減らす、運動をするだと思います。一時的には痩せますが、これはしんどくすぐ元に戻ってしまうやり方です。大切なのは、なぜ太ってしまっているのか?を見つめる事です。
普通ダイエットは、何かを摂取することで痩せやすい体質を作るとか、炭水化物など特定の食品を控える、運動をしてエネルギーを消費させるというものだと思います。
確かに運動をすれば、体質を変えれば、食べるのを控えれば痩せるでしょう。しかし、そこには必ず「頑張る」が付いて回ります。「頑張る」と言えば、いい意味に捉えている人が多いと思いますが、実は逆です。「頑なに頑張る」というのが正しい表現です。
これは、やりたくも無いシンドイ事を頑固に思考停止状態になって、やっているという意味です。
真に楽しいこと、やりたいことであれば「頑張らなくても勝手に」一生懸命やってます。そう、頑張るからストレスが溜まり、ダイエットを持続することが出来なくなりリバウンドするのです。
そもそも、日常の生活の中で何らかの理由でストレスが溜まり交感神経が優位になってしまっているのを、食べることによって副交感神経優位にしてしまうから太ってしまうんです。
そこに来て、やりたくも無い運動、食べたいのを我慢することをすれば、さらにストレスが溜まりさらに交感神経が優位になってしまいます。
それとバランスを取るためにさらに副交感神経が活発に働いてしまい、より食欲が強くなります。こんなことが、続けられる訳がありません。
ダイエットを成功させるためにはまず「なぜ食べざる得ない状況になっているか」を見つめる必要があります。
そして、その原因をある程度認識したら、今度はどうなりたいのか、そのためには今何をすべきかを考えます。
過去の原因に焦点が合っていたのを、未来の希望に焦点を合わせるのです。そうすることにより、過去の自分が作った原因からくるストレスから開放されます。
それと同時に、副交感神経を活発にするため、ゆっくり呼吸したり食事をしたり、よく噛むということをしていけば、さらに効果的にダイエットは進むでしょう。
人間の存在を心・機能・構造と捉えると病気の原因が見えてくる。構造とは解剖学的なことです。レントゲンやMRIやCTといった画像診断はもちろん、血液検査などの生化学検査で、その瞬間を切り取って判断するものや、純粋に外傷や打撲といったモノを指します。
人間本性は5次元の存在ですが、これらの方法は3次元的な捉え方で、人間全体の一部を表すに過ぎません。
機能とは生理学的なことです。つまり、体の働きの事です。
主に東洋医学やチベット医学などの伝統医学にこの視点が含まれています。どこのどんな人体機能に異常があるのかを判断することにより、構造のみより様々なことが判断できるようになります。
これらの方法は、構造がいかに動くかという4次元の捉え方をしていると言えるでしょう。これらの方法でもまだ人間存在の一部を捉えたに過ぎません。
心とは、心理的なモノやある事象に対していかに判断するかなどを指します。
自分がどうありたいのか、そしてその立ち位置が自分がどうしたいのかを決めます。どうあるとは、どのような基準をもって、この世界をあらゆる事象を認識するかという事です。その基準による判断によって感情が引き出されます。
いかなる感情であっても等価であり、ただ滞ってしまうと症状として表れます。
これらの認識は5次元の心・判断の世界を表しており、ここまで認識が及ぶと、人間の存在を十分に考慮した診断が出来るのではと考えます。
以上のように心・機能・構造に認識が及び、さらに外的な環境の影響を考慮出来たら、それは医療の範囲を大きく超えた、人生の指針となるような関わりが取れるのではないだろうか。
ホリスティックプログラム概要
第1回
- トランスセオレティカルモデルの説明
- マインドマップを行う
- 食生活・運動習慣に関するスモールステップを考える
- ノートに記録(できたかどうかを〇・×で)
第2回
- 考えたスモールステップが出来なかった時どうするか考える
- 食事や運動についての知識
- モチベーションの維持について
- ノートに記録(毎日決まった条件で体重を測り記載)
第3回
- 例外日を決める
- 失敗するパターンを見つけ、対策法を考える
- 他力本願のススメ
- ノートに記録(毎日の食事内容)
第4回
- ありがとうワーク
- 場の力
第5回
- 物理的整理
- 情報の整理
- 精神的整理のススメ
第6回
- 瞑想の実践
- エネルギーフィールドの力
- マインドマップを行う