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抗ガン剤被爆問題


抗ガン剤は様々な問題を抱えていますが、その調製や投与に携わる医療従事者、特に看護師、薬剤師、医師らに対して、毒性を発揮している「抗ガン剤被爆」というモノは、一般的には殆ど知られていません。

抗ガン剤は、一時的にガンを小さくすることが稀にありますが、骨髄、消化器、毛根など細胞分裂が盛んな正常細胞にも深刻な作用を及ぼします。

そういった副作用があるという事を承知の上で、治療を行うという事が、日本の医療業界では当たり前になっています。

しかし、ガン患者の治療にあたる医療従事者が、抗がん剤のある影響を受けてしまう、職業的被爆は、職場の安全保障上大いに問題があります。

抗ガン剤を日常的に扱う看護師は、白血球のDNA損傷が多く、妊娠初期の流産率が高いなど、といった報告がなされています。

北欧諸国では1980年代から、この問題は認識され、米国では90年代までに、空気の流れを管理する安全キャビネットという装置の中で抗ガン剤の調製を行うようになりました。

EU諸国では、アイソレーターという、より厳密な装置を導入し、ドイツでは、抗がん剤を院外で調製する仕組みを作るという対処を行っています。

ところが、日本では抗ガン剤被爆予防対策は余り行われておらず、特に中小の病院では、安全キャビネットではなく、病棟で調製が日常的に行われているのが現状です。

本当に日本の医療は、あらゆる方面で遅れており、2005年にようやく日本病院薬剤師会は、抗がん剤の取り扱いに関するガイドラインを策定しました。

その際にWHOの下部機関である国際ガン研究機関(IARC)の報告が、今更ながら、明らかになりました。

悪性リンパ腫、白血病、乳がん、肺がんなどに広く使われる抗ガン剤の「シクロホスファミド」の発ガン性が、アスベストと同ランクだということです。

それだけに留まらず、免疫抑制剤「アザチオプリン」、骨髄腫治療薬「メルファラン」、白金製剤「シスプラチン」、抗ガン性抗生物質「ドキソルビシン」など、多くの抗ガン剤は、発ガン性やその疑いが指摘されています。

これを受けて、2014年5月にようやく厚生労働省は対策に乗り出しました。(2014年10月6日の読売新聞より一部引用)

抗ガン剤被爆から医療従事者を守るというのは確かにすばらしいと思いますが、そもそも、そんな発ガン性のある物質を薬と称して、患者に投与することの方が問題にならないことに、医療産業がいかに皆の潜在意識にまで入り込んで、洗脳しているかが伺えます。

しかし、大手新聞がこういった事を、問題視するという事が、幾何かは「このままではダメだ」という意識の表れではないかと思います。

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