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1日3食の生活習慣のルーツ


1日3食というのは18世紀のイギリスの産業革命を機会に広まっていきました。
それは、より効率的に人々を働かすために行われたのです。

私は1日2食です。たまに1食の時もあります。
香港の人は1日5食だそうです。1日3食は現在では先進国では標準です。

日本では、江戸時代までは2食が普通でした。
朝起きて昼まで仕事をし、暑くなる頃に食事を取り、昼寝します。涼しくなってきたら、日暮れまで仕事をして、食事です。
これが標準的な生活でした。

18世紀イギリスでも、多くの人は同じような生活をしてました。
しかし、産業革命が起こってからは、農民が都市へ流れ、工場で働くようになりました。
工場では朝もなく、夜もなく重労働が課せられました。
効率よく仕事をするために、朝食を食べてから工場で働き、短い昼休憩で食事をさせ、夜遅くまで働かせました。
そして、家に帰って食事をするという今のスタイルになりました。

労働時間が飛躍的に多くなったために、3食になったわけです。
そのため、昼寝をしないので、眠気に襲われてしまいます。
それを飛ばすために、カフェインや即効性のあるエネルギー補給ができる砂糖の需要が高まりました。

こういった経緯を知ってしまえば、無理に3食、食べる必要は無いと思えるようになるかもしれません。
本来は、お腹が空いたときに食べるのが健康的な姿なのです。そのことに気付いていただけたら幸いです。

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