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脊髄損傷が酵素で再生する!?


京都大学の武井義則氏らの研究グループが、体内では再生しないとされている神経細胞を酵素の投与で再生させることに、ラットの実験で成功したと、科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表しました。

脊髄には神経幹細胞がありますが、通常は体外で培養しないと神経細胞に変化しません。

交通事故などで脊髄損傷した際、神経幹細胞は幹部に集まってきますが、傷を塞ぐだけで神経細胞を正常に働くように再生してくれません。
そのため、手足に麻痺などの障害が残ってしまいます。

グループは、脊髄で神経細胞の再生を抑制している物質を特定し、この物質の働きを止める酵素を、脊髄の半分を損傷させたラットの患部に2週間注射し続けました。

すると、1ヵ月後には動き回れるようになり、投与しなかったラットは殆ど動けなかったということです。

IPS細胞との併用で、重い脊髄損傷の場合でも効果が期待できるんではないかとグループは語っています。

これはこれで、新たな発見であるとは思いますが、全く根本的な解決にはなっていません。
事故などで脊髄損傷をしてしまうのは仕方ないですが、問題は、なぜ神経細胞が人体内で再生しないかといことです。

体外では培養が出来るのに、体内で出来ないというのは、再生を妨げる物質が体内にあるからです。

その物質がなぜ、どういう過程を経て生成されるのかを解明することこそが、根本的に科学的に解決する第一歩になると考えます。

人間は大まかに観ると、神経系の破壊的プロセスと消化器系の生産的プロセスの、拮抗した働きのバランスによって成り立っています。

このバランスが崩れると、正常な人体機能が維持できなくなり病気へと発展してきます。

恐らく人類は有史以来、生産的プロセスが過剰に働いていると考えます。

現代は言うまでもなく、数千年前に書かれた古い書物の中に、「今の人は、飲み食いが過ぎ不摂生が過ぎる」と記されています。

数千年前は現代よりも食糧事情が良くない時代であったにもかかわらず、このように言われていたのは、恐らく人間とは私たちが思っている以上に食べなくても大丈夫なのではないでしょうか。

現代でも、不食の人や1日50キロカロリーで17年間ハードに毎日仕事をしている人など、現代のフォイト栄養学では説明の付かない人たちが存在します。

本来は僅かの食物で、破壊と生産のプロセスのバランスとれ、人間の能力が正常に発揮されれば、脊髄損傷などであっても回復するのではないでしょうか。

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