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オキシトシンは語りかける


一般的にオキシトシンは、他者の体と触れ合うことで分泌されることから「ハグホルモン」などと呼ばれてますが、実はストレスを感じたときに、心拍数を上げるアドレナリンと同じように分泌される側面も持っています。

オキシトシンとは神経ホルモンで社会的な情動を司り、人間関係を円滑に親密にする役割を担っています。

親しい人が困っていたら助けたいと思うのもオキシトシンの働きで、社会全体がもっと優しくなるために皆オキシトシンを注射すべきだと、安易な議論をしてしまう方もいるそうです。

さらに、ストレスや不安を感じたとき脳の下垂体からオキシトシンは分泌され、オキシトシンは他者に助けを求めるように働きます。
オキシトシンが私たちに「ストレスは溜め込まないで、誰かに話してスッキリしなさい」と語りかけているのです。

誰かが困っていたら助けたい、自分が困ったら他者に助けを求めたい、この両方がオキシトシンの働きによって起こり、助け合いの精神が生まれています。

オキシトシンの作用はこれだけではありません。
心の作用だけではなく、主に循環器機能をストレスの外から守ったり、血管の収縮を防いだり、心臓の細胞を再生させたりすることにより、自己治癒力を強化させ抗炎症薬ともいえる作用をします。

親しい人とのコミュニケーション、助け合いによってこのオキシトシンの分泌量がさらに増え、体の健康が促進されます。
つまり、人間の身体は最初から「周囲の人を思いやると自己治癒力が高くなる能力」があるということです。

元々こんな機能が、人間に備わっていることを知ってしまったら「利他的に振る舞うこと」が健康の秘訣だと納得せざる得ません。

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