「カロリー6割に制限したネズミは2倍生きた」
1935年、アメリカコネール大学C・M・マッケイ教授の論文をはじめ、数多くの実験が、それを証明してきました。

「1日3食のうち2食は自分のため、1食は医者のため」はドイツの諺として有名です。

「飽くほど食うことなかれ」はイエス・キリストの山上の垂訓として伝えられています。

「腹八分は医者いらず」「腹六分で老いを忘れる」「腹四分で神に近づく」というヨガの教訓があります。
昔から健康でいるためには少食でいることが知られていました。

ヨガとは古代サンスクリット語で「つなぐ」という意味です。
「宇宙」と「人間」を「つなぐ」思想です。
つまり、ヨガの理想とは宇宙の法則に従って生きることです。

「腹四分は神に近づく」とはカロリー制限をすることで心身の調和のとれた理想の状態になるということです。

私たちは、そろそろお腹いっぱいが幸せと感じるのではなく、空腹の快感を楽しむ時期に来ているのかもしれません。

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