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うつ病の間違った認識


カナダ人のマーク・ヒルは、2年前にうつ病と診断され、この病気に対して間違った思い込みがある事に気付いたと言います。

これまで心の病を経験したことのない人が、うつ状態を見抜く手助けとして、また実際にうつ病の人を傷つけないために、彼自身が感じたうつ病に関する間違った思い込みを5つにまとめました。

1:うつ病に罹るといつも惨めで孤独に感じる
うつ病になったからといった、常に暗く絶望しているわけではなく、見知らぬ人と交流することで、自分の人生の問題は一旦心の奥に隠れてしまい、気分がよくなる時があります。
それが友人などのうつに気付くのが難しい、理由の1つです。

2:うつの時は悲しいだけ
誰かがうつだと聞いたら、ほとんどの場合はその人は悲しいんだろうと想像してしまします。
しかし実際にはうつ病の時はただ悲しいだけではなく、怒ってばかりの人もいますし、眠れないや寝過ぎるひともいます。
こういった状態が、大きな問題のごく一部に過ぎないことを最初は見抜けないのです。

3:抗うつ剤は効かない
抗うつ剤は全く効果が無く、依存性が強く使用する意味が無いと、あらゆるメディアで報じられているため、そう思っている人が少なくありません。
確かにそういった側面もありますが、重度のうつ状態の場合は治療に抗うつ剤は必要です。
問題は、その適応範囲を医療産業の都合の良いように解釈し金儲けのためだけに機能していることです。
抗うつ剤は、問題をすべて解決する薬ではなく、「打ちのめされた感じ」から救う薬であり、そのことにより、問題を自力で解決できるように補助する為のモノなのです。

4:ささっと立ち直ればいい
うつは甘え、仮病の一種、心の弱さがそうさせている。
だから自力で立ち直れるはずだ。
という風潮が世界ではまだ根強く支持されています。
心の病気は酷く間違った烙印を押されがちです。
ささっと立ち直りたいけど、それが出来ないから問題なんです。

5:女性ほどうつになりやすい
女性が男性の倍の確率でうつ病と診断されるのは事実ですが、これは女性の方がうつ病になり易いという訳ではなく、単に女性の方が気軽に病院に行っているからです。
男とは、弱虫で感情的な問題に苦しんだりするものではないという社会的風潮があるため、男性はの受診率は低く、行ったとしてもかなり進んでからになりがちです。

私たちは、何でも体験してみないと相手の気持ちは分らないものです。
しかし、こういったことを事前に見聞きすることで、少しはうつ病になってしまった人の気持ちを理解しやすくなるのではないでしょうか。

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