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歯科医院が不衛生な件


厚生労働省は歯科医療機関で歯を削る医療機器が滅菌されずに使いまわされている問題で、滅菌を求める日本歯科医学会の指針を徹底するように、日本歯科医師会に近く通知することを決めました。

歯を削る柄の部分を滅菌して交換するというルールの徹底は以前から言われており、都道府県などにも通達が出されていました。

しかし、医療現場では余り行われていないのが現状です。

衛生面の改善という点からすると、いいことかもしれませんが、実際は、今まで滅菌せず治療して、何も問題が無かったから現状がまかり通っていたはずです。

これは、鍼灸の世界にも言われていたことです。
鍼灸の歴史は3000年とも言われています。
つい最近まで鍼の滅菌は行われていませんでした。
しかし、鍼の使いまわしで感染症に罹ったというのは聞いた事がありません。

数10年前にエイズに罹った医師が、未来に絶望し自暴自棄になり、エイズに感染している自身の血液を患者に注射するという事件が起こりました。
およそ100人の患者に注射したそうですがエイズに感染した人は4人だったそうです。

C型肝炎でも同様の事件が起こったことがあり、そのときは感染率は20%程でした。

一般的なイメージからすると、血液を直接体内に入れたら100%感染してしまいそうな気がしますがそうでも無いのです。
だからと言って衛生観念が低くていいと言っている訳ではありませんが、リスクマネージメントは大切だと思います。

まずは、大きな可能性のモノから危機管理を進めていくことが効率的ではないでしょうか。
歯科のドリル、鍼灸の鍼レベルの小さな可能性を取り扱ってしまうと、あらゆることに注意しなくてはならなくなってしまい、業務に支障が出て、結局、病で苦しむ人が多くなります。

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