難病といわれる筋・神経疾患に対して有効な治療手段は
人間の持つ可能性をいかに引き出すか、
枝葉末節の、限定された治療法に囚われることなく
人間全体をいかに把握するかに委ねられます。
そうして初めて、治癒が可能となります。

パーキンソン病の教科書的な危険因子は
高齢、除草剤・殺虫剤への曝露としてパラコート、ロテノン、有機塩素系など
またマンガン、銅、鉄、鉛、動物性脂肪、飽和脂肪酸の過剰摂取が関係することが分かっています。

筋ジストロフィーは糖鎖の異常が原因とされています。

これらの治療薬は精神薬に近い成分であり、人体に有益な働きが無いものばかりです。

こういった難病の治療に役に立つには一つの治療法では不可能です。
病名が一つだからと言って、原因は一つとは限りません。
大概はあらゆることが原因となっており、特定することは困難です。
それは、人間の存在を全体的に認識することによってのみ可能です。

そいった判断の下、いかなる疾患であってもやることは、基本的に同じです。
社会毒を摂取しない
入った毒を出す
心身を鍛える

上記を実行し「今この瞬間のしんどさ」が治まったら
今度は本当の原因である、心の部分を見つめてもらいます。

これらのことであっても、もちろん個人によって具体的な内容は変化していきます。
それをいかに判断し適切なアドバイスを行い、治癒力が発揮される状態に持って行くことが、
医療の役割であると考えています。

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