2014年7月21日付けの「Proceeding of the National Academy of Sciences」で米国テンプル大学の研究チームが、培養した人の細胞からHIVを消し去ることに成功したと発表しました。

今回、HIV完全駆逐に用いた手法は、ガイドRNAと酵素を使い特定のDNA配列を切断する、ゲノム編集技術です。
増殖を抑えるのではなく、完全な駆逐に成功したのは世界で初めてです。

しかし、今回の検証はあくまでも培養した細胞での結果であり、実際にHIV感染根治薬がまもなく作られるということではありません。

ゲノム編集技術の発展で新たな可能性が広がりましたが、人体内でどのように作用するのか、またゲノム編集の影響で、他の部分に変に作用しないかなど、様々な課題が山積しています。

私の見解は、HIVにしろガンにしろ脊髄損傷にしろ、本来人体が内在している能力を発揮できたなら、治癒できると考えます。

というのも、現代を生きる私たちは環境や習慣などのため本来持っている、体や心の自己治癒力を十分に発揮していません。

それを鍼灸や外気功などにより、発揮できるように誘導し、当人自身も少食や断食、さらには実存的転換を経験することで、それが可能となります。

病気というものは、他人や薬などに依存しているうちは治りません。
私たちは最初から治る力を持っています。
まずは、自分を信じることから始めてはどうだろうか。

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