伊丹市梅ノ木4-5-8
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コペンハーゲン解釈
量子論の学問的基盤になっている大できな考え方の一つが、コペンハーゲン解釈です。
量子論の父ニールス・ボーアによると
「この世の物質は観測されて初めて実在するようになり、実在性そのものが観測者の行為に依存する」というものです。
それは今までの科学を根底からひっくり返す、大変重大な発表になりました。
一般常識から考えても「何を訳の分からない」と思ってしまうんですが、皆さんはこの解釈が仮説ではなく、実験の結果、再現性のある客観的な科学的事実であると聞いたら、どう思われるだろうか?
今までもおさらい的にもう一度簡単に振り返ってみると、物質は粒子であり波動であるという二重性を有しています。
そしてそれらは互いに関係しあい、補い合う、相補性の関係にあります。
一度関係性を持った物質どうしは、時空を超えて繋がり合っています、これを非局在性といいます。
位置と速度を同時に観測できない、どちらか片方しかはっきり観測できないことや、さらに観測者が認識して初めて波動が粒子に収束し、位置か速度が確定する。
観測するまで、確率でしか物質の位置は分からない。
移動においても、連続して動いていくのではなく、一定の間隔を瞬間移動</font>しながら移動している。
その他たくさんあります。
これらの実験は従来の科学の実験とは違う手順でなされたのです。
というのは、量子論のこれらの結果は、まず、理論ありきではなく、現実に起こっている現象が何でそうなっているのかから始まったことなのです。
なので、実験によりこれらの理解不能な事実が再現性を持って確認されたということは、認めざるおえないという状況なのです。
これは、人間の理解能力を超えたところに有り理解はできるが納得はできないというような、まさに神の領域とも言えるのではないでしょうか。
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