病気になる大きな原因の一つに、ストレスがあります。
このストレスの原因は「自分の思い通りにならないから腹立つ」しかありません。

この自分の思い通りにならないのは、自分なのか自分以外なのかで、解決策が違いますが、今回は自分以外のこと、他人に対してを、記していきたいと思います。

よくあるのが、親子関係や夫婦関係においてです。
親子といえども、確かに肉体は親を媒体として誕生しましたが、心は1つの人格を持っており、他人です。

そもそも、自分の事も思い通りにならないのに、自分以外の人格を持っている他人が、自分の思い通りになるはずがありません。
それなのに、依存関係が抜け切れず、一方的に自分の思い通りにならないから心配し続け、他人のすることに口出し続ける人を、しばしば見かけます。

こういった場合、解決に至るために必要な事の1つに、それぞれが、人生のテーマを持って生まれてきた存在であると、理解する事です。

そのテーマに沿って、経験しなければならないことが決まっていますから、他人が心配して、手を出し、口をはさんだりして、肩代わりしてしまうと、その経験が出来ていないので、何度も同じことの繰り返しになり、人生が先に進みません。

肩代わりしてあげるのではなく、テーマに沿った経験を順当に経験できるように、サポートする関わりを持ち、例えそれが、今この瞬間には、その事象の意味が分からなくても、それはその人の人生だから、自分には関係ないという様な感覚も時には必要ではないでしょうか。

当院のカウンセリングは、こういった考えをベースとして行ってい結果を出しています。

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