お臍に鍼灸

当院の特徴の1つは、お臍に鍼を刺すということです。
他にはあまり行われていませんが、実はこれがとても効果的なんです。

お腹は体の中心で、その真ん中にあるのがお臍です。
神闕とも呼ばれ、神が宿ると言われるほど、東洋医学では重要な経穴です。

赤ちゃんが母親と繋がっていた場所であり、臍の緒の中にある臍帯血は、様々な治療的な効果があります。
さらに臍の緒を出産後3分ほど放置してから切断すると、臍帯血が赤ちゃんに入り込み、その後の免疫力に大いにプラスに働くということです。

そんな重要なお臍に鍼を刺すと言っても、ただ垂直に刺す事は行わず、お腹に沿って刺していきます。

そこには、大自然と人間が繋がっているというという事を示唆するような、法則が見て取れるのです。

具体的には、人間と太陽の関係性を表している易学が関係しており、それが東洋医学という人体のレベルで作用しています。
つまり、お臍に後天八卦の配列を当てはめ、その方向に鍼を刺すということをします。

どのように、判断して方向を決めるかは長くなるので、またの機会にさせて頂きますが、その症状改善する人の確率は100%です。

万能な治療法はありません。これは、あくまでも鍼灸の適応範囲内のことであり、当然こんなことをしても何の意味もない場合もあります。

そんな場合は、違う治療法を用いて治癒を目指します。
一番大切なことは、何が原因でどの治療法がそれに適しているかを判断することです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメントは利用できません。
ページ上部へ戻る