物質の2重性

私たちの周りにある物質をどんどん細かくしていくと

原子核や電子からなる原子になります。

原子核をどんどん細かくしていくと、陽子や中性子になります。

陽子や中性子をどんどん細かくしていくと、クオークといった素粒子になります。

これらのミクロなものを取り扱った学問に量子論があります。

その量子論によると、

物質は波動であり、粒子でもある

という二つの面を「二重性」を持っています。

素粒子や原子核を観測しようとすると、それまで波動だったモノが瞬時に粒子になって観測されます。

観測されるまでは何処にいるのか、どの状態なのかは解りません。

このような物質の二重性は東洋思想の陰陽論に大いに通じるところがあります。

これらはニールス・ボーアやフリッチョフ・カプラなどの一流の物理学者達によって1970年代以降、ニューサイエンスと呼ばれる分野で研究されています。

次回以降数回にわったて量子論と陰陽論の類似性を論じていきたいと思います。

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