無我と自我

人間はどこから来てどこへ行くのだろう。
そんなことを誰しも一度は考えたことがあると思います。
その問いの答えの1つに「人間は無我から自我へ至り、そして無我へと帰っていく」があると考えます。

無我というのは我が無い状態、つまり自他の差はない状態です。

赤ちゃんが初めて出会う他人は母親です。
生まれた当初の赤ちゃんは、自他の差が認識できず、母親も自分の一部と見なします。
そこから段々と自我が芽生えていき、思春期に自我が確立します。
自他の差をはっきり認識するようになるのです。

自我とは言い換えると、自分は何に喜び、怒りを感じ、それをどう判断するかということです。
その判断が自身が生まれ持った個性だとも言えます。

もし人間の存在を霊性を含めて捉えることが出来たなら、それを客観的に判断することが可能です。

世界中で行われている占術、いわゆる占いを正確に駆使することによりそれが可能になります。
そこから考えを進めると、どんな自我を持って生まれてきたかは、どんな使命を持って生を受けたかに繋がります。

同時にその人間の体質も判明します。
どこの臓器に負担の掛りやすいか、どういった症状に悩ませれるかが分かるのです。
そしてその判断が治療にも役に立つのです。

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