胃酸抑制(胃薬)の危険性

胃酸は強い酸性により殺菌する働きがあります。
また、食物の吸収を助け十分な栄養を確保するのに役立ちます。
胃薬でこれらを抑制することは、人体に大きな不利益をこうむる事になります。

PPI,H2ブロッカー、制酸剤、粘液防御剤など色んな胃薬が存在します。

例えば、H2ブロッカーで有名なガスターの公式添付文書には
便秘、発疹、眠気、頭痛、眩暈、錯乱、うつ状態、幻覚、意識障害、不随意運動、不安感、無気力感、混乱、痙攣、アナフィラキシー、蕁麻疹、手足のしびれ、白血球や血小板の減少、女性化乳房、月経不順その他多数の副作用が明記されています。

これらの胃薬を使うことは、これだけのリスクを背負うということです。

問題はそれだけに留まらず、胃酸を抑制すること自体にあります。

胃酸はただ食物を消化するだけではなく、強い酸により殺菌効果があります。
つまり、これを抑えるということは、殺菌効果が低下し細菌による病気の発症率を上げてしまいます。
それに加え、胃酸の分泌を抑制することにより、食物の消化が不十分になり、栄養確保が困難になってしまいます。
腸内細菌のバランスも崩れ腸管免疫の働きも低下し、様々な疾患の原因となりうるのです。

さらに言うと、
胃薬の大半にはアルミニウムが大量に含まれています。
WHOでは、成人体重50kgの一日許容摂取量は最高50㎎と決められています。
しかし、大半の胃薬の1日量の中にアルミニウムは400~500mgも入っています。
アルミニウムは体にとって必要な金属の一つですが、摂りすぎればアルツハイマー型認知症や腎臓障害や抹消神経障害を呈する脳への影響などに関与する可能性が強いとされています。

安易に胃薬を飲むのではなく、飲まないで済む生活習慣を身に着けて頂くためには、普段はあまり知られていない、このような真実を知って頂く事が大切だと考えております。

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