電磁波問題

ノーベル賞選考期間であるカロリンスカ研究所は、高圧電線から300m以内での、小児ガン増加率と電磁波強度の関係を調べ「2ミリガウス以上の地域で、小児白血病の発症率が2.7倍に増加する」と報告しています。

日本で大規模な電磁波と小児白血病・脳腫瘍の疫学研究を、国立環境研究所が行いましたが、研究継続が文部科学省によって潰されました。
それを朝日新聞の記者が「告発電磁波公害」として発表し、さらに大河原雅子議員が国会で指摘しました。

WHOは世界に向けて「小児白血病が増加するため4ミリガウスまでに制限せよ」と勧告を発しましたが、日本はその500倍の2000ミリガウスを基準としています。

またWHOは携帯電話の発ガン性を認定しましたが、管轄である総務省は「慎重に受け止めるが、対策は取らない」と回答を発表しました。
なお、電磁波の健康への影響を考える総務省の検討会の委員10人には、電波機器業界から金の繋がりが分かっています。

こういった、日本に電磁波規制が無い理由の1つに、電磁調理器(IH)やオール電化を普及させようという電力会社の意向があり、その背後には原発を国策して推し進める日米両政府の存在があります。

私たちの身の回りには電磁波の危険性で溢れています。
新幹線のぞみの窓側は、安全基準を大きく上回る300ミリガウスもあり、一般的には16ミリガウスで妊婦女性が流産すると言われています。

トヨタ・プリウスでは、値が高いところで10ミリガウス、ボルボ・V70ステーションワゴンは180ミリガウスが検出されています。

その他にも電気カーペットやホームコタツなどあらゆる電化製品から電磁波が出ています。
しかし、一定の距離を置くと影響は少なくなります。

あらゆることに気を配っているのに、体調が優れないという人は電磁波の影響があるのかもしれません。

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