伊丹市梅ノ木4-5-8
SBHメディカル美容サロン|三木鍼灸整骨院
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筋トレでうつ病克服
スウェーデン・カリンスカ研究所が、鍛えられた筋肉には、うつ病などの精神疾患の原因物質を「解毒」する機能がある事を発表しました。
肉や魚、豆製品に多く含まれる必須アミノ酸の「トリプトファン」は、体内で代謝される過程で「キヌレニン」というアミノ酸へ変化します。
このキヌレニンは、うつ病や統合失調症などを患っている人では体内量が著しく増加することから、様々な精神疾患に関係していると考えられています。
今回研究グループは、筋トレによる骨格筋への刺激によって筋肉中に発生する「PGC-1a1」というたんぱく質から、このキヌレニンを分解する酵素「キヌレニンアミノトランスファーゼ(KAT)」が誘導されることを発見しました。
これを基に、キヌレニンが脳へ到達する前にKATによって無害なキヌレン酸へ変化させることにより、精神疾患が緩解するのではと結論付けています。
ストレスを原因とする心因性の疾患に運動療法が効果的であることは、以前から知られていましたが、具体的なメカニズムとして、「鍛えられた筋肉は、体にとって有害な物質を解毒する酵素を作っており、腎臓や肝臓と似たような機能を備えていること」が初めて発見されました。
今後、研究が進めばうつ病などに効果的な運動プログラムが出てくるかもしれません。
これはあくまでも研究上の話で、実際には重度の精神疾患の患者さんに、筋トレをしてもらうことは、とても大変であり、筋トレをするような気力が無いから困ってるのである。
ですから、精神疾患の予防として筋トレを行う分には、大いに効果的であると思います。
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