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3Dプリンターで薬が作れる!?


英グラスゴー大学のリー・クローニン氏が率いる研究グループでは、分子レベルで成分をプリントし、実際に医薬品を作る計画を進めています。
既に3Dプリンターで鎮痛剤のイブプロフェンを作ることに成功しています。

医薬品の流通事情が悪い途上国での利用を想定していますが、医薬品のレシピさえ分かれば、理論的には自宅で薬を作ることが出来るようになります。

これは医学界にとって革命的な技術ですが、当然米国でも大手製薬会社などは猛反対しており、米国FDAも規制すべきか、認定すべきか議論しています。

ここで問題になってくるのがドラッグの自作です。
資金力のある犯罪組織が3Dプリンターを使って違法薬物を大量生産することが予測されており、メキシコの麻薬カルテルが、その可能性について研究しているらしいです。

ドラッグの場合、作用する成分さえ入っていればよいので、医薬品よりも簡単に製造できるのではとの報告も上がっています。

米国の3Dプリンター関連サイトではMDMAなどのデザイナードラッグ、コカイン、LSDなどは3Dプリンターで作るのに最も適していると報じています。

違法薬物以外にも、ニセ薬の流通の懸念があります。
中国やインドではニセ薬の製造が一大産業となっており、主にアフリカなど発展途上国に流通して数々の健康被害が報告されています。
ちゃんと製造しても害の方が多いのに、さらに質の悪い薬が流通しているのです。

無限の可能性を感じさせてくれる3Dプリンターですが、私たち人間が有効利用するには、まだまだ時間が必要でしょう。

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