ビタミンC過剰消費

ビタミンC入りの飲料や食品は控えましょう。
それは、ウコンの力とアルコールを同時に飲んでるようなものです。

ビタミンC欠乏症のパターンは摂取不足と過剰消費があります。
摂取不足という人はあまり見られませんが、むしろ問題なのは過剰消費の場合です。

ビタミンCの主な働きは抗酸化作用です。
体内に発生した活性酸素を無害化し体を守る作用です。
他にもコラーゲンの合成や免疫機構の強化など様々な働きを持っています。

活性酸素を造る最大の原因が、糖の過剰摂取による糖化です。
現代は様々な食品に過剰に糖分が含まれ、またメディアなどに煽られ美食思考になり、過食傾向にあります。
こういった背景の下、糖化が進み大量の活性酸素を体内に生成しています。

大量の活性酸素が生成されるために体内では、大量のビタミンCが消費され、その結果ビタミンC欠乏症になってしまう場合が多くあります。

これに対し、さらにビタミンCを摂取するという対処は効率がよろしくありません。
そうではなく、活性酸素の元である糖の過剰摂取を止めることが大切であると考えます。
そうすると、ビタミンCの過剰消費をしないで済むようになるだけに留まらず、様々な疾患のリスクを減らすことに役に立つでしょう。

予断ですが、昨今ガン治療においてビタミンCを大量に摂取するというものがあります。
ガンの大きな原因の1つに酸化というのが関係していると判明していて、これを食い止めれば治療になるのではないか、という発想の基に行われています。

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